100Vオイルレス・エアコンプレッサー 比較

100Vオイルレス・エアコンプレッサー比較

それぞれのエアコンプレッサー、サイズ・スペック

オイルレスエアコンプレッサー4種類

 

タンク容量は25L/30L、出力は1HP/1.5HP

このクラスのコンプレッサーユニットはどれも似たような造り(一部のサイレントタイプは別)で、容積的にはほぼ同じ。出力の0.5HP差を外観から判断できるほど、サイズが大きく異なることはない。

 

このため、サイズ的な差はタンク容量の違いによる長さ程度で、横幅や高さの差も50mm前後の範囲内に収まる。

 

安全弁、内圧計、レギュレーター(圧力調整器)と装備内容も横並びで、製造メーカーや配置が異なる程度。ホース接続口も4製品とも1/4インチサイズのワンタッチカプラー。ホームセンターで普通に売られている規格品だ。

 

また、コンプレッサー動作時、瞬間的に定格の数倍の電流が流れるため、電源は壁に設置された20Aの単独コンセントから直接取るのが原則なので、電源コードの長さは重要となる。当サイトで紹介している4製品はそれぞれ2m前後と、横軸に短いものはない。

 

メーカー表示スペック

シンセイ

25L RED

SR-102

30L

タンク容量

25L

25L

30L

30L

出力

1.5HP(1.0kW)

1.5HP(1.0kW)

1.0HP(0.75kW)

1.0HP(0.75kW)

 

作動音&作動時間

エアコンプレッサーは動作時、かなりの騒音を発するため、住宅街で使うなら、できるだけ静かな製品が良い。

 

そこで、コンプレッサー動作時の騒音を測定。その結果、サイレントタイプの「APサイレント(30L)」の静かさは特筆レベル。他の3製品より20dBも低く、本体のすぐそばで楽に会話ができる。ちなみに、同一条件で測定した家庭用掃除機(530W)の騒音が73.8dB。掃除機よりも静かである。

 

また、再起動して満タンになるまで要する時間は「シンセイ」と「25L RED」は出力が高い上にタンク容量が小さいため、30秒台と早い。が、出力が低くタンク容量が大きな「SR-102」と「30L」は、それぞれほぼ倍の時間を要した。

 

動作時の騒音

  1. シンセイ:耳に響く高周波気味の騒音(80.5dB)
  2. 25L-RED:耳に響く高周波気味の騒音(81.9dB)
  3. SR-102:低周波の音でソフトに感じる(80.5dB)
  4. 30L:すぐそばで楽に会話ができるほど静か(63.3dB)

 

ホイールナット連続外し

最後はあえぎつつも、1台分はクリア

エアコンプレッサーを導入すればインパクトレンチを使用することが可能となる。そして、一般ユーザーがそのインパクトレンチを使用するシーンとして、ホイールの脱着作業がイメージしやすいのではないだろうか。

 

そこで、110Nmのトルクで締め付けたホイールナットを何個、連続して外すことができるか確認してみることに。なおレギュレーター設定圧力は0.6Mpaに統一。

 

その結果が下記だが、ツインハンマーを採用した高トルクタイプは軽量タイプと言えどもエアを食うためシングルハンマー使用時に比べてコンプレッサーの再起動が早まる傾向にあった。また、コンプレッサーが作動した状態のエア供給はパワーがものをいうため、1.0HPだとパワーの落ち込みがより明確に感じられる結果となった。

  1. シンセイ:シングルは17個まで順調20個まで外れた。ダブルは12個まで順調、20個まで
  2. 25L-RED:シングルは16個まで順調20個まで外れた。ダブルは12個まで順調、20個まで
  3. SR-102:シングルは12個まで順調、20個外れた。ダブルは11個まで順調、20個まで。
  4. 30L:シングルは13個まで順調、20個まで。ダブルは10個まで順調、20個まで。

 

 

タイヤのエア充填

エアコンプレッサーがあれば、タイヤへのエアの充填も楽々。パンク修理後のエア充填も、苦もなく行えるようになる。

 

そこで、パンク修理後にエアを充填することを想定し、空気を抜いたタイヤが24kPaに達するまでに要する時間を計測。テストに使用したタイヤのサイズは205/50R16で、バルブコアを外してエアを抜いた状態から計測を開始。

 

その結果、4製品とも、タンクのエアだけでは充填しきれずに途中で再起動。コンプレッサーが動作した状態での充填となったが、タンク容量の5L差とパワー差がバランスしたようで大きな差は生じなかった。

  1. シンセイ:57秒
  2. 25L-RED:49秒
  3. SR-102:60秒
  4. 30L:61秒

 

 

100Vオイルレス・エアコンプレッサー比較まとめ

 

エアツールの安定仕様を考慮すればパワーに余裕があるに越したことはないが、1.5HPは動作時とにかく騒がしい。このため、住宅街での使用なら、APサイレント(30L)がお勧め。この静かさは特筆モノで、パーソナルユースでの使用なら1.5HP機との能力差を補って余りあるメリットがある。

 

騒音に目をつぶれるならパワフルなシンセイか25Lだが、性能はほぼ同じゆえ選択基準は価格。よってオススメは「シンセイ」だ。

 

ただ、このクラスは価格に幅があり、店によっては16,000円台などの値も見られる。実店舗も多く入手性のよいPUMA SR-102のコストパフォーマンスも満足できるので、この価格がベストバリューの目安になるだろう。

 

 

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